料金が分かりにくい
という方へ 屋根や外壁の工事費用について、
わかりやすくご説明します。
工事にかかる原材料費
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工事では様々な材料が必要であり、そこに費用がかかります。例えば、屋根工事なら屋根材やルーフィング、野地板など、塗装工事なら塗料や刷毛、ローラーなどが材料費に含まれます。もちろん屋根材や塗料にもグレードごとに金額差があり、グレードが上がるほど費用も高くなります。 |
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工事にかかる人件費
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工事は職人にきてもらい作業を行なってもらいますので、人件費がかかります。工事の規模や現場に入れる職人の人数などで人件費が変わります。例えば、同じ工事でも工期が短い場合は、工事を早く終えるために職人の人数を増やすため、人件費がより掛かります。また、ベテランの職人など技術や経験に優れていると支払う給与が高いため人件費も上がります。 |
諸費用
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諸費用は業者によって含まれる項目が異なります。一般的に廃材処分費や養生費、資材などの車両運搬費、工事スタッフの交通費、書類作成費などがあります。宣伝広告や営業マン、事務スタッフなどがいる会社の場合は、これらの費用が諸経費に含んである場合もあります。 |
施工店の利益 |
見積もりには施工店の経費を抜いた利益が入っています。利益率は施工店によって異なり、利益率が低いほど見積もり金額が安くなりますが、施工店の利益は少なくなります。人件費に関わることですので、利益率が低いと人件費も抑えられている可能性があり、工事の品質に影響します。なにごとにもバランスが大事かと思います。 |
費用が変わる要因
見積もりが適正価格か比較できるように、複数の業者からとる相見積もりを基本に行うことをおすすめします。各社の見積もりを比較すると金額に違いがあることに気づかれるかと思います。塗装工事や屋根工事は定価というものがなく、建物一棟ごとに見積もりを算出するため、施工店の経営形態などの影響もありますが、提示する金額にばらつきが出ます。
まず、注意していただきたいのが施工面積です。施工面積は変わりようがない項目ですので、数㎡の違いなどの誤差を除き、面積が大きく異なる場合は指摘しましょう。また、施工面積を算出する際は、実測していることが望ましいです。通常見積もり依頼をすると現地調査を行いますので、この時に実測してもらうように依頼しましょう。
もう一つが、工事内容や使用材料です。当然ですが、これらが違うと工事費が変わってきます。塗装工事では付帯部が見落とされやすいのでご注意ください。付帯部とは雨樋や破風板、軒天井などの外壁や屋根以外の部材のことです。建物によって取り付けてある付帯部が異なります。見積もりに含まれていない部材もあるかもしれませんので、塗装工事をされる際はどこを塗装するのかご自身でも把握しておきましょう。
最後に施工店の利益幅です。利益幅が大きいほど見積もり金額に響きます。ただし、前述したように人件費=工事の品質のこともありますので、あまりに安い場合は要注意です。安さにつられて工事を依頼してしまうと施工不良や工事のやり直しなどで、かえって多くのお金を支払うことになりかねませんのでご注意ください。
いずれにしても、
安いほうがいいと思いますが、
削ってはいけないものが
一つだけあります それは、人件費です。
正直なところ、人件費がいくらと具体的に記載している会社はほとんどいません。見えにくい費用かもしれませんが、それでも人件費は工事の品質に関わることですので、無理に下げないことが望ましいです。当然ですが、経験が豊富な職人や技術力の高い職人には相応の費用を支払います。ここを削ってしまっては、施工店としても品質の高い工事を提供することが厳しくなります。
利益率についてですが、下請業者に依頼している会社の場合は中間マージンが発生していることにご注意ください。営業マンを抱えている会社も工事とは直接関係ない人件費が入っています。下請業者に依頼している会社や営業マンを抱えている会社は、総じて見積もりが高い傾向です。
なるべく工事費を抑えたいと考えている方は、自社施工店をおすすめします。自社施工店なら自社の職人が施工を行いますので、中間マージンが発生せず、リーズナブルに品質の高い工事をご提供できます。お客様と施工店が直接やりとりすることになりますので、レスポンスの良さもおすすめできる理由の一つです。
東京外壁塗装専門店は建物診断や見積もりを無料で実施しております。建物の状態を細かく診断し、その診断結果とお客様のご希望に沿って最適なご提案をさせていただきます。お住まいのことでお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。
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