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外壁塗装 見積面積が違うのはなぜ?

 2020年11月13日  2022年11月24日

スレート屋根 劣化

外壁塗装や屋根塗装をご検討されるとき、各社に見積もりを取られる方は多いと思います。

 

そこで、実際に見積もりを数社にとると、各社の見積の基礎となる面積が異なっているケースがわりと高い頻度で発生します。

 

「どこが正しいのかわからない」というお客様のために、見積もり面積の定義をご説明いたします。

 

塗装面積を計測しているかどうか

【東京外壁塗装専門店のブログ】塗装面積を計測しているか?

外壁塗装や屋根塗装で、塗装面積を計算するためには、以下の方法があります。

 

   ① 建築図面から算出

   ② 実際に計測して算出

 

建築図面があると、すぐに正確な面積で見積もりが出せます。(塗料など使用材料が決まっている場合)

また、建築図面がなくても、実測して算出することもできます。

 

気を付けなくてはいけないのは、図面も渡していない、算出もしていないのに見積もりを出してくるケースです。

 

「建坪」や「建物面積」だけで、見積もりを出すケースが少なからずあるようですが、家のつくりはまちまちです。それだけで塗装面積は出せません。

 

また、必要面積が出たら、必要な塗料の使用量もわかります。

 

塗料は通常15kgや20kgといった缶に入っているものを使用しますが、面積が定まっていないのに、塗料の正確な使用量なんて出せません。

 

つまり、見積もり面積を建坪や建物面積で出してしまう業者は、それくらい、仕事をざっくりでやっている可能性があります。

 

開口部を除外しているかどうか

【東京外壁塗装専門店のブログ】開口部を除外しているか?

 

建物には、窓や玄関など、実際には塗らない箇所が多数存在します。

 

問題は、そこを除外しているかどうかで、見積もり面積に差が出るということです。

塗らないのに、開口部を塗装面積に含めて出す業者には気を付けたほうが良いでしょう。

 

このように、見積もり面積が違ったときは、

建築図面から算出したか、もしくは実寸したかどうか

を判断材料の一つに加えてください。

 

そして、建築図面を出したのに、面積が違うところは、

開口部を除いているかどうかをよく見極めてください。

 

屋根の傾斜による問題

【東京外壁塗装専門店のブログ】屋根の傾斜による問題

 

屋根塗装において、屋根の傾斜によって、見積金額が変わるケースは多々あります。

 

理由として、屋根の傾斜(勾配)がきつくなればなるほど、作業の難易度、足場のかけ方も変わってきますので、その分が費用に反映されると思ってください。

 

このように、見積もり面積が違うのには、様々な原因があります。

 

共通して言えることは、見積もり段階から、きちんと計測をしないで出す業者が、よい仕事をできると思いますか?

 

見積もり段階から、手抜きは始まっていますので、お客様にも見極める目を持っていただきたいと思います。