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外壁塗装工事や防水工事でよく使用されるカチオンとは?

 2022年10月16日

外壁塗装工事や防水工事でよく使用されるカチオンとは?

見積もりには工事内容や使用する塗料名などが書かれています。(見積もりはできるだけ細かく書かれていることが理想です。曖昧な内容になっている見積もりは要注意です!)

外壁塗装で使用する材料はシーラーやプライマー、フィラー、樹脂モルタル、上塗り剤などたくさん種類があります。

その中の一つカチオンについて今回はご紹介したいと思います。

カチオンは付着力が求められる場所によく使用されます。

あまり聞かない名前かもしれませんが、外壁塗装では思っているよりも登場頻度の多い材料ですので、これから塗装工事をお考えの方は、ぜひカチオンとはどんな材料なのかチェックしておきましょう!

 

【カチオンとは?】

外壁塗装工事や防水工事でよく使用されるカチオンとは?

さっそくですがカチオンとは何のことか分かりますか?

カチオンとはプラスの電荷を持った陽イオンのことです。

ちなみにマイナスの電荷を持った陰イオンをアニオンと呼びます。

外壁塗装で使用するカチオンとは、材料名や商品名のことではなく性質のことを示しており、カチオン系と呼んでいます。

それではカチオン系の材料はどんな特徴があるかご説明します。

 

【カチオン系の材料は優れた密着性が特徴】

プラスとマイナスはお互いに引き合う作用があるのはご存じかと思います。磁石と一緒ですね。カチオン系の材料は、このプラスとマイナスが引き合う性質を利用して強力な密着性を発揮します。この性質を利用して塗装することを電着塗装と呼びます。

コンクリートやモルタルなどの下地となるものは、マイナスの電荷を持っているため、カチオン系の材料を塗布することで、プラスとマイナスが引き合い強力に密着性されます。

下地によっては劣化が進み付着性が期待できないことがあります。このような場合にカチオン系の材料は適していて、塗布することで下地から剥がれにくくなり、長く維持できます。

 

【使用される場所】

外壁塗装工事や防水工事でよく使用されるカチオンとは?

カチオン系の材料は下塗り剤から上塗り剤までいろいろ種類があります。

種類は「カチオン系シーラー」「カチオン系アクリル樹脂塗料」「セメント系カチオン性樹脂モルタル」などがあり、施工状況に応じて使用します。

「カチオンシーラー」はコンクリート、モルタル、PCパネル、スレート、石膏ボード、ケイカル板などの下地に適用し、優れた密着性・付着性、ヤニ止めやシミ止め効果などの性能を備えています。

日本ペイントのカチオン系アクリル樹脂塗料ケンエースは、透湿性のため湿気や水分を溜めやすい軒天井、塀などの上塗り剤としてよく使用されています。

セメント系カチオン性樹脂モルタルは、防水工事によく用いられます。ポリマーセメントよりも密着性が高く、防水性、防錆性、中性化防止にも優れています。粘度がありますので、段差ができて荒れてしまっている下地を平滑にすることができます。

東京外壁塗装専門店は防水工事も承っております。詳しくはこちらの「ベランダ・屋上の防水工事」をご覧ください。

 

【なぜカチオン系の塗料が必要になる?】

外壁塗装工事や防水工事でよく使用されるカチオンとは?

塗装は下地に密着していることが大事です。劣化が進んでいる下地は、塗装の密着性が悪く、ちゃんと調整しないとどんなにグレードの高い塗料で仕上げても短期間で剥がれてしまいます。そのため密着性を上げる下地調整剤や下塗り剤が重要になってきます。

コンクリートやモルタルなど水分を吸い込む性質の下地は、塗膜と下地との間に水分が溜まるため、下地から剥がれやすくなります。また、動きが大きい場所も塗膜がついていけず下地から剥がれてしまいます。(この場合は塗膜の追従性も重要です)

このように通常のシーラーやプライマーだと下地への付着効果が期待できないときは、カチオン系の材料を使用して下地への密着性を上げます。

下塗りについてはこちらの「塗装工事の下地処理、下塗りは非常に重要です」をご覧ください。

 

【カチオン系の材料が使われてるかは見積もりをチェック】

外壁塗装工事や防水工事でよく使用されるカチオンとは?

ここまでカチオンについてお伝えしてきました。カチオンとはプラスの電荷を持った陽イオンのことで、プラスとマイナスが引き合う性質を利用して作られたのがカチオン系の塗料や樹脂モルタルです。

多く用いられるのは、シーラーやフィラー、プライマーなどの下塗り剤ですが、外壁や防水の補修が必要であったり、付着力が求められたりする場合は、今回ご紹介したカチオン系の材料を使うことがあります。

少し専門的なことかもしれませんが、外壁塗装工事や防水工事では、たびたびカチオン系の材料が登場してきますので、もしかすると目に触れる可能性も高いかと思います。

見積もりには工事に使用する材料名が記載されていますので、事前にカチオンのことを知っているとなにかと役立ちます。

見積もりは、どんな工事をするかを示す大事な書類です。基本的に見積もりに書かれているとおりに工事は行われますので、見積もりはできるだけ具体的に書かれていることが望ましいです。しかし、一式工事や材料名の記載がない曖昧な見積もりを渡す業者もいます。

もし、見積もりの内訳が曖昧な場合は要注意です。リフォーム工事はトラブルも多いですから、信頼できる業者に依頼できるように慎重になりましょう。

 

業者選びについては下のページもご参考にしてください。

「工事業者の選び方 〜基礎編〜」

「工事業者の選び方① 見積もりの落とし穴 「各社の見積もり、塗装面積は同じですか?」」

「工事業者の選び方②:営業マンの「今日決めてくれたら、安くします」の裏事情。」

「工事業者の選び方③ 「3」という数字には要注意」

 

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