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外壁塗装は必要?建物の劣化症状を解説します!

 2022年2月28日  2022年3月1日

外壁の画像

建物は風雨にさらされて経年劣化してくるもの。

年数が経てば建物はだんだん痛んできますので、いずれメンテナンスが必要です。

外壁塗装をする目安は10年周期と言われていますが、それはあくまでも目安で建物の立地や環境、外壁材の種類などで劣化の進み具合も変わります。

塗装は太陽の紫外線が原因して劣化してくるため、日当たりが良いところは劣化する速度も早まります。

このため、年数の経過はあくまでも目安となり、メンテナンスが必要か判断するには建物の状態をチェックすることが大切です。

そこで、今回は外壁塗装が必要か、建物の劣化症状についてを解説していきたいと思います。

【痛んでくるとどんな劣化症状が現れる?】

クラックの画像

建物が痛んでくるとさまざまな劣化症状が現れてきます。

以下の劣化症状がでていましたらメンテナンスを検討する時期にきていますので、メンテナンスが必要なサインを見逃さないようにしましょう。

 

【メンテナンス必要な劣化症状】

・チョーキング

・塗装の剥がれ

・塗装の色あせ

・ひび割れ

・コケ、カビ、汚れの付着

・コーキングの劣化

・鉄部のサビ

・木部の腐食

 

それでは各劣化症状についてを解説していきます。

 

【チョーキング】

外壁を触った時に白い粉が付着する現象をチョーキングといいます。

塗料は太陽の紫外線に触れると樹脂成分が破壊され、塗料に含まれる顔料が白い粉になって現れてきます。

チョーキングは塗装の性能が落ちているサインです。

撥水性をなくし、水が染み込んできますから、そのままにしておくとひび割れや雨漏りなど被害を広げてしまう恐れがあります。

 

【塗装の剥がれ】

建物の塗装は下地に密着して保ってあります。

年数が経つと塗装の密着性は低下し、水も染み込んでくるため、下地から塗装が剥がれてきます。

また、経年劣化以外に施工不良でも塗装の剥がれは起きます。

原因は下地処理が適切でない場合や下塗りがされていないなどが考えられます。

新築や塗装して数ヶ月、数年しか経っていないのに塗装が剥がれてきたら施工不良が疑われますので、早めに工事を依頼した業者に問い合わせましょう。

 

【塗装の色あせ】

塗装の性能が落ち、劣化してくると色が褪せてきます。

外壁や屋根の色あせは、建物の美観性を落とし、古い印象を与えてしまいます。

塗装が色あせてきたらチョーキングも起きているケースがありますので、他に劣化症状がでていないかチェックしましょう。

 

塗装工事についてはこちらから

 

【ひび割れ】

ひび割れのことをクラックと呼んでいます。

クラックにはヘアークラックと構造クラックがあり、ヒビの大きさで分けられています。

 

・ヘアークラック:ヒビの幅が0.3mm以下

・構造クラック:ヒビの幅が0.3mm以上

 

構造クラックはヒビが壁内にまで及んでいるため、建物の構造に影響し、耐震性の低下が懸念されます。

また、ヘアークラックも構造クラックも水が入ってきますから劣化を早める原因に。

状態が悪くなれば雨漏りのリスクも高まりますので、早めに修理する必要があります。

クラックの見極め方は上記で挙げたヒビの大きさだけで判断できる単純なものではなく、実際はクラックスケールや打診棒などでクラックの状態を調査して判断します。

 

【コケ、カビ、汚れの付着】

塗料には低汚染性や親水性、防カビ性、防藻性など汚れやコケ、カビがつきにくい性能が備わっています。

外壁や屋根に汚れがつきやすくなったら塗装の性能が落ちているサインです。

日が当たらない北側は湿気がこもりカビやコケが生えます。

美観性の低下の原因となりますので、汚れなどの付着が目立ってきたら塗り替えを検討する時期です。

 

【コーキングの劣化】

コーキングは窓や目地などに打たれている防水剤です。

コーキングが劣化すると破断やひび割れ、浮き、剥がれなどの症状がでます。

コーキングはもともと水が侵入してこないように打たれていますから、劣化していると水が入ってきてしまう恐れがあります。

窓は雨漏りの原因となりやすい場所ですから、コーキングの状態には注意が必要です。

 

コーキングについてはこちらから

 

【鉄部のサビ】

配管、ガラリ、雨樋の金具、笠木、フェンス、門扉など建物には鉄部もたくさんあります。

鉄部は下地にコーティングまたはメッキが施されているものが大半で、経年劣化すると下地に被覆しているものも摩耗し、水が染み込んできます。

下地の鋼板に水や空気が触れてしまうと錆が発生します。

錆は鉄の強度を落として朽ちてしまうことがあり、修理するには溶接か交換が必要になってくるため、錆が出る前に塗装しておくことが大切です。

 

【木部の腐食】

木材は水を吸う性質がありますので、塗装をして防水しておかなければなりません。

塗装が古くなれば木材は水が染み込み腐食する恐れがあります。

木部は窓枠や破風板、軒天井などがそうです。

高所にある部材ですから、もし腐食してしまうと足場が必要になり、工事規模も大きくなってしまいます。

また、木部の腐食はシロアリを寄せ付ける原因となりますので、腐食させないことが大切です。

 

【劣化を放置するとどうなる?】

クラックの画像

生活に影響がなければ劣化していても問題ないかというとそれは違います。

劣化した状態を放置すれば延ばした分だけ痛みが進み、建物の寿命を短くさせてしまいます。

損傷の範囲が広くなれば、その分の工事規模は大きくなりますから、メンテナンスコストも上がってしまいます。

建物は経年劣化してくるものなので、どうしてもメンテナンスにかかるコストは発生してしまいますが、劣化を放置するよりは前もってメンテナンスする方がコストは抑えられます。

建物のメンテナンスは1回で終わりではなく今後も行う必要がありますから、1回の工事代だけで考えるのではなく、将来的に必要になるメンテナンスのことも考えて計画を立てることが大切です。

 

塗装の必要性についてはこちらの「外壁塗装・屋根塗装の必要性」をご覧ください。

 

【メンテナンスが必要か建物診断を実施しましょう】

チェックの画像

塗装は10年周期が目安ですが、年数の他に今回お伝えしてきました劣化症状もメンテナンスを考えるサインになります。

メンテナンスのタイミングを逃さないためにも普段から建物の状態には気にかけておきましょう。

高所にあるものは状態がどうなっているか見ることができませんので、メンテナンスが必要か判断が難しいケースもあるかと思います。

当社は無料で建物診断を実施しておりますので、お家の状態が知りたいという方はお気軽にご相談ください。

建物の状態をチェックし、お客様に合った工事プランをご提案させていただきます。

 

無料診断についてはこちらの「現地見積について」をご覧ください。

 

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