雨どいは雨水を排水するための大事な設備の一つ。
もし、不具合が出ていたら、なるべく早めに修理していただくことをおすすめします。
こちらでは雨どい交換や修理が大切な理由を詳しく解説しております。
良ければこちらもご覧ください。
「雨どい交換・修理が大切な理由」
それでは、こちらのページでは、雨どい修理のご依頼をご検討していただく症状についてご紹介いたします。
雨どいにこんな症状が出ていたら要注意
| 縦樋 | 軒樋 | 集水器 |
|
・破損 ・番線の切断（這い樋） ・控え金具の破損
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・継ぎ目の隙間 ・水漏れ ・吊り金具の破損 ・勾配のずれ ・歪みやたわみ ・脱落 ・ゴミ詰まり |
・位置のズレ ・縦樋接続部の破損 ・脱落 |
まずはこのような症状が雨どいに出ていたら要注意です。
雨どいは複数の部材で構成されており、一つ一つ名称があります。
雨どいの部材名についてはこちらの「雨樋工事に役立つ！雨樋の部材名や役割を解説！」で詳しく解説しております。
下記によく見られる雨どいの劣化症状についてお伝えします。
ゴミ詰まり
軒樋や集水器はお椀形状なので、落ち葉や砂などが中に入ってゴミが溜まってしまうことがあります。
水を堰き止める原因になり、うまく排水できないと雨どいから水が溢れてしまいます。
雨どいの破損
現在は塩ビ製の雨どいが主流です。
耐用年数は20年ほどと長持ちですが、経年劣化で次第に硬質化し、耐用年数を迎える前に破損することがあります。
とくに継ぎ目は割れやすいので要注意です。
水漏れ
軒樋や集水器に起こりやすく、縦樋が破損している場合は、そこから大量の水が漏れます。
水はちょっとした隙間からでも漏れるため、目視では確認できない隙間でも症状が出ます。
軒樋のゆがみ、たわみ、勾配のずれ
柔軟性のある塩ビ製の雨どいは、経年劣化でゆがみやたわみなどが現れます。
このような症状は勾配（傾斜）のずれを起こす原因の一つです（もう一つは軒樋を吊る金具の不具合）。
勾配がずれると水の流れが悪くなり、雨どいから水が溢れてきます。
金具の破損
雨どいを固定する金具は「金属製」と「樹脂製」があります。
どちらも経年劣化で壊れることがあり、金属製の場合は錆びてしまいます。
金具に不具合があると雨樋が落ちてしまったり、勾配がずれたりします。
雨どいが劣化する原因と対策
水詰まり
水詰まりを起こす原因は、雨どいの中にゴミが溜まってしまっている可能性が高いでしょう。
上記でもお伝えしたとおり、軒樋や集水器は落ち葉や埃、泥などが溜まり、水の流れを堰き止めることがあります。
対策は定期的に清掃することです。
軒樋に被せる「落ち葉よけネット」もゴミを溜めない対策になります。
ゆがみ・たわみ・破損
雨どいが劣化する原因は太陽光の紫外線が影響しています。
塩ビは塩化ビニールの略称でして、紫外線に触れることで次第に硬質化して割れや変形を起こします。
また、風にあおられるため、台風など天候が荒れた日は雨どいが落ちるなど多く被害が発生しています。
経年劣化を防ぐことはできませんが、雨どいは部分的に部材を交換することが可能です。
劣化が激しい部材や破損した部材は、その部分だけ部材を交換して水漏れなどの不具合を予防できます。
部材が廃盤で生産停止になると部材を調達できなくなってしまいます。
10年くらいが製品を入れ替える目安なので、そろそろ10年経ちそうな場合は、早めに交換しておくことも一つの手です。
天候不良による破損｜自然災害は火災保険をご確認ください！
突風や台風、大雨、雪など天候が荒れた日は、雨どいが飛ばされるなど被害が多く発生しています。
自然災害は止められませんが、雨どいの被害が出やすいことにご注意ください。
もし、被害にあった場合は、火災保険で修理できる場合があります。
火災保険を利用できれば保険金が出て、修理費の負担を減らせます。
火災保険についてはこちらの「火災保険を使った修繕」で詳しく解説しております。
良ければこちらもご覧ください。
雨どいの交換時期はいつ？
雨どいも年数が経てばいずれ交換が必要です。
多くの住宅に普及する塩ビ製の雨どいの耐用年数は20年程度です。
雨どいは部分的に部材を交換できますが、築15〜20年ほど経過していましたら、雨どいをすべて交換することもご検討してみてください。
雨どいは少し地味な印象があるかもしれませんが、建物に欠かせない設備です。
雨どいの不具合が建物の劣化を早める原因になる場合もありますので、正常に機能するように定期的にメンテナンスを行いください。
東京外壁塗装専門店は建物診断や見積もりを無料で実施しております。
診断後はお客様のご要望に沿って最適な工事プランをご提案いたしますので、お住まいのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
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