「外壁塗装はよく聞くけれど、屋根はいつ塗装すればいいんだろう?」
このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
屋根は建物の大事な構造体。
雨漏りのリスクもありますので、しっかりと状態を保っておきたいですよね!
本記事は、屋根塗装を行う時期、タイミングについて解説したいと思います!
【屋根塗装は本当に必要?】
「そもそも屋根塗装は必要なの?」と思われている方もいらっしゃるんではないでしょうか?
結論から申しますと「屋根塗装はすべての屋根に必要というわけではない」ということです。
屋根塗装が必要なのは以下の屋根材です。
・スレート(コロニアル、カラーベスト)
・セメント瓦
・金属屋根(トタン、鋼製)
塗装が必要な屋根材についてはこちらの「塗装が必要な屋根材と屋根塗装をする目的を解説!」で解説しております。
金属屋根には、現在主流のガルバリウム鋼板もあります。
ガルバリウム鋼板は、アルミ、亜鉛、シリコンで構成するメッキ層を持つ金属ですが、こちらは基本的に塗装する必要はありません。
ただし、メンテナンスフリーというわけではありませんし、状態によっては塗装が必要になることもありますので、耐久性が高いガルバリウム鋼板といえども定期的な点検とメンテナンスは行っておきましょう。
ガルバリウム鋼板のメンテナンス方法はこちらの「ガルバリウム鋼板のメンテナンス方法」で解説しております。
【こんな症状があったら屋根塗装のタイミング!】
それでは次に屋根塗装のタイミングについて解説いたします。
塗装を考えていただくきっかけは外壁塗装と同じです。
ある程度年数が経つと劣化症状が現れてきますので、これらの劣化症状を見逃さないことが大切です。
屋根塗装を考えていただくのはこちらの劣化症状です。
【屋根塗装を考えていただく劣化症状】
・色褪せ
・汚れの付着
・コケの繁殖
・屋根材の破損や反り
・サビ
・塗膜の剥がれ
など
【塗装の計画は劣化の初期段階から始めておきましょう!】
劣化の重症度は、塗膜の劣化過程を知るとわかりやすいです。
塗膜の劣化過程は「色褪せ・ツヤ引け→チョーキング(白亜化)→クラック→塗膜剥離」の流れで進みます。
色褪せやツヤ引け、チョーキングは、劣化の初期段階。
ですから、そう緊急性が高いというわけではありませんが、塗膜が摩耗して水が染み込みやすい状態になっているため、これ以上劣化が進まないように塗装工事の計画を立てておきましょう。
【屋根材そのものにダメージを負ってしまうと補修が必要になる】
塗装の計画は劣化の初期段階が理想です。
ここからさらに劣化が進むと屋根材そのものにダメージを負ってしまいます。
もし、屋根材が反ってしまったり、割れてしまったりすると塗装する前に補修が必要になります。
スレートの場合は、一枚だけ張り替える「差し替え工事」が可能ですが、工事費を上げる要因となりますので、なるべくクラック以降の劣化を進めないようにしましょう。
スレートのひび割れ補修についてはこちらの「スレート屋根のひび割れは塗装前に補修!」で解説しております。
【年数の経過も屋根塗装を検討するポイント】
もう一つ屋根塗装を考えていただくきっかけとなるのが「年数の経過」です。
一般的な年数は10年サイクル。
ただし、屋根は劣化しやすい環境にありますので、これよりも早くに塗装が必要になる場合もあります。
また、屋根材の種類、2回目以降なら塗料の種類でも塗装時期が変わります。
新築時の場合は、塗装時期について家を建ててもらった業者に事前に聞いておくことをおすすめします。
現在の屋根材は、フッ素コーティングされているものもありますので、新築でも塗装時期が10年以降になることもあります。
2回目以降なら塗料の耐用年数で次の塗り替え時期を想定しておきましょう。
塗料にはウレタンやシリコン、フッ素などがあり、それぞれ耐用年数が異なります。
塗料の耐用年数や選び方はこちらの「外壁塗装、屋根塗装の塗料の選び方」で解説しております。
【屋根塗装なら東京外壁塗装専門店におまかせください!】
スレートやセメント瓦、トタンなどの金属屋根は、風雨や太陽光などから保護するために定期的に塗装が必要です。
屋根塗装をするタイミングのポイントはこちらの2つです。
・劣化症状を見逃さない
・年数の経過(新築は10年目が目安。2回目以降は塗料の耐用年数)
もちろん屋根塗装が必要か詳細は実際に屋根を見ないとわかりません。
劣化が進んでしまうと被害を大きくしてしまいますから「屋根が汚れてきたな」「10年くらい経つし、そろそろ塗装が必要かな」など屋根の変化や年数の経過をきっかけにして屋根点検の実施をおすすめします。
東京外壁塗装専門店は無料で建物診断を実施しておりますので、これから屋根塗装をお考えの方はお気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「現地見積について」をご覧ください。
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