本日も前回に引き続き、墨田区の、マンション屋上より
下塗りとドレンの補修について紹介したいと思います。
まずは、ドレン補修からです。
ドレンの補修は他のレポート記事でも何度か触れています。
ドレン部分は、屋上のメンテナンスを行う際に必ず確認していただきたい箇所です。
屋上中の雨などの水分が流れ集まってくる箇所なので、欠損しやすく
また、雨漏りの直接の原因になってしまうことがあります。
今回は以前▶点検の記事でも、紹介致しましたが、
ドレン部分に雑草が生えてしまっておりました。
こちらを除去して、根のあった部分を埋めるように塗装をしていきます。
下塗りをして、後日全体の仕上げ作業と同時に上塗りも行っていきます。
下塗りは塗装の寿命に直結する重要な工程です。
ひび割れ部分にはあらかじめテープを貼り、その上からプライマー(下塗り剤)を塗布していきます。
仕上げ材をテープの上から直接塗っても、うまく吸着してくれません。
しかしこのプライマーが塗料との接着剤の役割を果たし、どんな下地にでも塗料が塗れるようになります。
この高い密着性が塗料の剥がれを防止し、塗料の寿命を伸ばすというわけです。
本日の紹介は以上です。
次回は、上塗りなどの仕上げ作業を紹介したいと思います。